転勤で新たな土地に引っ越してきて初めての冬。
なんだか気分がイマイチ…という方、いませんか?
もしかしたら、日照不足が関係しているのかもしれません。
北陸などの雪国の冬はくもりや雪などの天気の悪い日が多く、関東などの太平洋側と比べて晴れ間があまりありません。
憂鬱な気分が悪化すると、メンタル系の病気に繋がってしまう可能性も…
今回は、冬の日照不足についてまとめました。
この記事を読めば、日照不足への対策法がわかり、体調も改善するかもしれません。
試してみる価値アリです!
注意:この記事は筆者の個人的な体験を元にしたもので、医療的アドバイスではありません。
筆者を襲った「なんだか憂鬱…」
太平洋側の地域で生まれ育った筆者。
日本海側に引っ越して最初の冬に、謎の気分の落ち込みに見舞われました。
なんだか、毎日憂鬱…だるい…
調べたところ、もしかしたら日照不足が関係しているのかもしれないと気づいたのです。
私の地元(福島)と現在の居住地(新潟)の晴れの日数の違いを見てみましょう。
都道府県 | 晴天日数 |
---|---|
福島県 | 210.9日 |
新潟県 | 166.3日 |
晴れの日、45日近く違う…
確かに、福島の冬は寒いけど、青空の日が多かったんですよね…。
一方、新潟や金沢は、秋冬に一気にくもりの日が多くなった印象。
冬に青空が見れた日はラッキー!って感じです。汗
新潟生まれの旦那は毎日くもりでも全然平気そうなので、今までの生まれ育った環境によるんでしょうね。
日照不足のデメリット2つ
セロトニンの分泌が減る
セロトニンとは、脳内の神経伝達物質のひとつ。
精神を安定させる働きがあります。
セロトニンができる流れはこんな感じ。
- 日光を浴びる
- 人間の脳内でセロトニンが分泌される
- 精神が安定する!
なので、日光に当たる機会が減ると、
「なんだかやる気がない…」「なんだか憂鬱」
になりやすくなるのです。
ビタミンD不足になりやすい
ビタミンDの生成も日光によっておこなわれます。
ビタミンDが不足すると、メンタルの病気になりやすい傾向があるとのこと。
ビタミンDを生成するためには、15~30分の日光浴が必要と言われています。
ですが、もちろん地域や季節によって日光の量は異なります。
北海道や北陸など、日照時間の少ない地域の場合はより長く日光に当たる必要があるのです。
(参考:国立研究開発法人国立環境研究所)
日照不足の改善方法2選
日照不足だと、セロトニンとビタミンDの関係で、精神的に影響が出ることがわかりました。
なので、貴重な晴れの日には、外に出て日光を浴びるように心がけましょう!
いやいや、日光が出てないんだよ(怒)
そう、「日光を浴びるのがよい」とわかっても、日光が出てないから無理なんですよね。涙
そこで、晴れていなくてもできる改善方法を2つご紹介します。
ライトセラピーを取り入れる
北陸の冬に苦しむ私に、父親が教えてくれたのが、光療法のライト。
なんでも、極夜のある北欧で使われているとのことで調べて教えてくれたのでした。
直視できないくらい、とっても明るいライトです。
ライトの光を浴びることで、体内時計がリセット。
悪天候の日の、私の太陽です。笑
私は朝食時にライトを浴びながら過ごしています。
とりあえず浴びておくことで「大丈夫」という安心感が(精神的なものですね^^;)。
口コミを見ても、効果を実感している方が多いようですよ。
何万円もする高いものもありますが、私は7000円ほどのものを購入しました。
安いものならそこまで負担が少ないので、試してみる価値はアリです!
高価なものであればもっと効果があるのでしょうか…?
でもなかなかなお値段なので私は手が出せず…知ってる方がいたら教えてください。笑
ビタミンDを意識的にとろう
ビタミンDは日光に当たることで生成されると先ほど書きましたが、食事からもとることができます。
シャケ、サンマなどの魚類やキノコ類に多く入っているそうですよ。
(参考:【森永製菓】プロテイン公式サイト)
普段あんまり魚食べないんだよな…という人には、サプリがおすすめ。
ビタミンDを手軽に摂取することができます。
私も秋~冬の間はサプリを摂取することにしているよ
私は錠剤が苦手なので、「グミサプリ」を毎朝食べています。
結構固めのグミですが、おいしいので続けやすいです。錠剤が苦手なお子さんにもオススメ!
ネットでまとめ買いしてストックしています。
ただし、やみくもにたくさんとればいいわけではありません。
ビタミンDの摂取の目安量は、大人の場合は1日8.5μg。上限は100μgです。
過剰に摂取すると、腎機能障害や食欲不振などの症状が出るので、注意しましょう。
(参考:健康長寿ネット)
まとめ
今回は筆者も悩まされた雪国の冬の日照不足についてまとめました。
人間って、やっぱり太陽がないと、身体に影響があるんですね。
「なんだか最近気分がふさぎがちかも…」という方は、今回ご紹介したことを試してみるのもいいと思います。
それでも治らない場合は、他に原因があるのかもしれません。悩まず病院に相談してくださいね。
日照不足への対策をして、雪国の冬を元気に乗り越えたいですね!
気分が落ち込んでいるときは、意識的に行動して気分を変えるのも有効です!
転勤妻さんにオススメの気分転換の方法をまとめた記事もぜひご覧ください。