「転勤族って、就職に不利?」と不安になったことがある転勤妻さんも多いのではないでしょうか?
「転勤族であることを知られたから、不採用になったのかも?」なんて考えてしまうことも…
理由はそれだけではないと思いたいけれど、「もしかして、転勤族の妻ってだけで不利なの?」となんだかモヤモヤしますよね。
今回は、転勤妻が面接で落とされやすいと言われる理由や、面接での伝え方などをご紹介します。
ある程度は仕方ないけれど、できる限りの対策をして面接に挑みましょう!
転勤妻は面接で落とされるのは本当?
筆者もパートの面接で聞かれた
実際、私もパートの面接で夫の職業を聞かれた後に、 「もしかして転勤でこっちに来られたんですか?」と聞かれたことがあります。

自分からは転勤族だとは伝えていなかったよ
履歴書の経歴のほとんどが地元だったのと、その前に聞かれた夫の職業で察されたのかもしれません。
私が正直に答えると、今度は「次の転勤は大体いつ頃の予定ですか?」との質問もされました^^;
結果的にこの職場で働くことはありませんでしたが、転勤妻になって初めての面接。
「本当に聞かれるんだ…」と実感した出来事でした。
ネットでも「転勤妻は不利」という声が

気になって「転勤妻 面接 落ちる」で検索してみると、知恵袋やSNSなどでも同じような悩みをたくさん見かけます。
たとえば…
「転勤の有無を聞かれるので正直に答えているが、連続で落ちている」
「いつ転勤があるか聞かれたので、念のために”一年後の予定”と言ったら微妙な顔をされた」
「”転勤族の妻”と伝えると面接官の顔色が変わり、結果は不採用だった」
企業側の気持ちもわからなくはないけれど、なんだかやりきれない気持ちになりますね。。。
転勤妻が就職で不利になりやすい理由
すぐ辞めると思われる

転勤妻が就職に不利な理由として、やはり一番の理由は「すぐ転勤で辞めちゃうんじゃないか」と思われること。
長期で働いてほしい雇用主からすると、長く働けなさそうな人を落とすのは、ある程度仕方のないことなのかなぁと思います。。。
土地勘がない
職種にもよりますが、土地勘がないことで業務への支障がある場合も。
役所の窓口業務など、地名やエリアをある程度理解していないと大変なお仕事もあるかもしれません。
もちろんすべての企業がそうではありませんが、「転勤族」というだけでマイナススタートになる場合があるのは事実かもしれません。
体験談:転妻のパートはただの友達作り?

余談ですが、私は知り合いづくり目的でパートをしたいのかと思われたことがあります。
面接で、「うちの職場は業務以外のやりとりがあまりないので、知り合いを作りたいなら向いてないかもしれませんよ」と言われたんですよね…
確かに知り合いは欲しかったけれど、それだけが理由じゃなかったので、なんだか複雑な気持ちに。

転勤妻だと知って、知らない土地での友人作り目的だと思われたのかも…
「専業主婦の転勤妻がパートを希望=お友達づくりのためのお気楽パート」をイメージしてると思われたのか…
もしかしてちょっぴり舐められてたのかもな〜と思いましたね。苦笑
勝手に仕事へのやる気がないと思われたのは心外です…
転勤族であることは隠すべき?

面接で、自ら転勤族であることは言わなくてOK。
でも、採用担当者は履歴書を見て、「転勤族かも?」と察することが多いと思います。
あきらかに、学歴や経歴の地名と現住所が違っていたら、誰でも疑問に思いますよね…

「転勤族ですか?」と聞かれたら、隠すべき?

正直に言ったほうが、後々のためだよ
転勤族かと聞かれて、嘘をつくのはやめておいたほうが良いと思います。
「転勤族だと伝えたら、落とされるかもしれない…」という気持ちもわかりますが、一度嘘をついてしまったら、もし採用されたとしても、そこからが大変です。
あとから「実は転勤族でした」なんて言ったら、職場からの信頼を失ってしまいます。
かといって、ずっと嘘をつき通しながら働くのも、つらくなってしまうでしょう。。。

自ら言わなくてもいいことだけれど、聞かれたら正直に伝えよう
面接での伝え方・答え方
「次の転勤はいつ?」
転勤族であると伝えたあと、よく聞かれること。
「次の転勤はいつ頃ですか?」

私が知ってるわけなかろーが!
と心の中で叫んでいる人も多いと思いますが、ここも正直にわからないことを伝えたあと、だいたいの予想の時期を答えましょう。
「まだはっきりとはわかりませんが、だいたい〇年ごとに転勤があります」
「夫の話によると、あと〇年くらいはこっちにいる予定です」
といった感じですね。
雇用主側の「このくらいの期間は働いてほしいな」に合致すれば、採用される可能性は十分あります!
転妻だからこそ、自己PRはしっかりと!
転勤族であることは、面接で不利に働くことが多いです。
なので、プラス要素も添えるのが◎
転勤妻のマイナス要素を跳ね返すような自己PRを考えましょう。
- 環境に柔軟に適応してきた経験
- 転勤で得た対応力
- 人間関係の構築力 etc…
転勤妻ならではの強みは、職場でも活かせるはず。
転勤族であることだけでなく、自分のアピールポイントもきちんと伝えましょう!
短期雇用を狙うのもアリ

正社員や継続前提のパートだと、就活が難航する場合も。
ですが、数ヶ月だけの短期のパートや派遣社員なら採用してもらいやすいです。
何度も就活するのは大変ですが、いろんな職場を体験できて、それはそれで楽しいんじゃないかな?と思いますよ!
転勤妻にオススメのお仕事については、コチラの記事で詳しく紹介しています◎
就職以外の道もある

「ずっと落ち続けてて、就活に疲れた…」
そんな人は、就職以外の働き方も検討してみるといいでしょう。
現在は在宅フリーランスなど、働き方も多種多様。
新しい働き方も選択肢に入れてみると、可能性が広がるかも知れませんよ。
筆者が特にオススメしているのが在宅ワーク。
実際にやってみて、転勤妻に合っている働き方だと感じています◎
在宅ワークについてもっと知りたい!という方はコチラの記事をぜひ♪
まとめ
「転勤妻だから、落とされたのかな」
そう感じる場面は、今後もあると思います。
ある程度は仕方のないこと。
でも、できる限りの対策をして、前向きに採用を目指していきましょう。
就活がなかなかうまくいかないときは、フリーランスなど他の選択肢を考えてみる良い機会かもしれません。
どんな未来でも、あなたにとって素敵なものでありますように。