子どもがいないと、「話が合わないな…」「その場に居づらいな…」と感じる場面、ありませんか?
私自身、会話が子育ての話題になると、少し距離を感じたり、自分が場違いに思えたり。
この記事では、子なし主婦が肩身の狭さを感じてしまう場面や、その背景にある心理的な要因について、自分の経験も交えて言葉にしてみました。
同じような気持ちを味わったことのある方に、「あなただけじゃないよ」ということが伝わればうれしいです。
子なし主婦が「肩身が狭い」と感じる瞬間
子どもがいるか聞かれて気まずい

ちょっとした世間話の流れで「お子さんは?」と聞かれること、ありますよね。
悪気がないのはわかっていても、「いません」と答えると空気が一瞬止まったり、相手が申し訳なさそうに反応したり。
自分の状況を正直に答えただけなのに、こちらまで気まずい気分になります…

なぜか申し訳ないような気持ちになるんだよね…
ちなみに、筆者が夫と旅館に行ったときに印象的だった、年配の男性スタッフさんとの会話がコチラ。
男性「結婚してどのくらい?」
私「3年です」
男性「子どもは?」
私「いないです」
男性「お腹にいるの?」
私「いや、いないです」
→会話終了^^;

確かにダボッとした服着てたけど…妊婦さんだと思われた!?
それまでいろいろお話ししてくれてたのに、急に会話が途切れました。苦笑
相手からしたら、結婚して3年も経ってるなら、子どもがいて普通だと思ったんだろうなぁ…
いろんな意味でフクザツな気持ちになりました。。。涙
他にも、サンリオグッズを買うときに、店員さんに子ども用だと間違われたこともありましたね。。。

普通にサンリオ好きなアラサー女もいますよ!!!
子持ちグループの中で話についていけない

主婦が集まる場所では、自然と子育ての話が中心になることが多いです。
話の内容がわからないわけじゃないけれど、 「子なしの私が入っていっていいのかな?」と気後れして、ひたすら聞き役に。
とりあえず笑ってうなずいてはみるけれど、なんとなく疎外感を感じてしまう…なんてことも。
私も仕事の集まりで、自分以外が全員ママさんだったことがあります。
子育ての話を聞けて新鮮だったけど、なかなか話の輪に入れなくて、勝手に居づらさを感じていました。。。

むしろ私がこの場にいないほうが、みんなに気を遣わせないのでは…(マイナス思考)
なんで肩身が狭いと感じてしまうんだろう?

「結婚したら子どもをもつ」のが当たり前。
そんな「理想像」が日本にはまだあります。
そこから少しでもズレていると、「なんとなく違っているような気がする」「このままでいいのかな?」と不安になってしまう。

「多数派=普通」「みんなと同じだから安心」みたいな空気、あるよね
筆者の場合、
「子育てしてる人=すごい!」
というイメージが強いので、
「なら、子どものいない私は…?」
と考えて、意味もなく落ち込んでしまうときがあります。
自分が、「子育てをせず甘えている、とても未熟な存在」に思えてくるんですよね。。。
「当たり前」が自分の正解とは限らない

でも、冷静に考えてみると、そんなこと気にしなくていいんですよね。
誰かの人生の正解が、自分の正解とは限りません。
「働いている・働いていない」
「結婚している・していない」
「子どもがいる・いない」
どれも個人の選択や事情の違いであって、優劣じゃない。
子どもを持たない選択には、 それぞれの家庭や状況、価値観があって当然です。
世の中には、さまざまな理由で子どもがいない夫婦がいます。
たとえば、
- 子どもを望んでいるけど、なかなか授からない
- DINKsとして、子どもをもたない人生を選んだ
- 病気や体の事情で、子どもをあきらめた
事情は人それぞれ。
同じ「子なし」でも、背景はまったく違います。

子どもがいない理由は他人には触れづらいからこそ、子なし同士でも話しづらいときあるよね…
堂々とふるまうのは簡単じゃないかもしれませんが、
「誰に何を言われても、私は自分の人生を生きている」
それだけで十分、価値のあることなんじゃないかな~と、筆者は思っています。
自分らしく、生きていきたい
似たような思いをしている人は、決して少なくありません。
きっと多くの人が同じように感じたことがあるはずです。
無理して強くなる必要はありません。
でも少しずつ、
「私はこれでいい」
「何にも変じゃない」
「誰に何を言われても、自分は自分の味方」
と思える時間を増やしていけたらいいですよね。
子どもがいても、いなくても。
これが自分の人生だと、胸を張って生きていきたいですね。

子どもがいないのに、働きに出ていないのは変なのかな…?

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